2023年 年頭所感
公益社団法人東京グラフィックサービス工業会
会長 原田 大輔
あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。また、旧年中は、当会に対しご理解とご協力・ご支援を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。
とくに昨年10月には創立60周年を迎えることができ、皆さまとともに盛大に祝杯を上げられたこと、皆さまとともに次の時代へ歩んでいけることを確認し合えたことに、改めて喜びを感じました。
2023年は「癸卯(みずのと・う)」の年、「癸」は物事の終わりと始まり、「卯」は春の訪れを感じさせ門が開いた状態を指すそうです。コロナ禍によって大きく後退した経済状態も終わりに近づき、春の訪れの如く会員の皆さまの努力と突破力でもって笑顔咲き誇る一年にしてまいりましょう。
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東京グラフィックスは今年も公益目的事業として個人情報保護の取組みを行うとともに、都民へのグラフィックサービス技術の提供および啓発、雇用の安定および人材の育成、公害防止・資源リサイクルの研究に取り組んでまいります。
会員企業の経営に資する活動としては“会員企業の体力強化”を目的としてオンラインとリアル、そしてジャグラBBを駆使し、経営者向けから従業員向けに至るまで様々なセミナー・勉強会を開催してまいります。会員間のビジネス交流として好評となった「ビジネスマッチング・サロン」も今年も引き続き開催いたします。
さらに、会員相互間の交流をさらに広げ深めるための事業である「東グラ公認サークル制度」について、より多くサークルが結成されるべく広報活動にも力を入れていきます。
そして共済会活動についても、コロナ禍による活動制限も無くなりつつあり、かつての元気な会員交流活動が戻ってきました。今後も会員企業の皆さまの福利厚生事業の一助となるべく「ボウリング大会」「日帰り研修旅行」等充実したものにしてまいります。そして「業界諸先輩感謝の集い」につきましては、今年こそ先輩方にお集まりいただき、再会の喜びとともに、今後の東京グラフィックに対しての助言も頂きたく存じます。
今年の東京グラフィクスは会員企業の更なる強化を活動目標の中心としています。これらの活動を通じて会員企業が経済的に強化され、新しい時代にも適応していくため、一社一社では難しいことを組織の力を使い、皆さまとともに前進してまいります。
そして「東グラ会員で良かった!」という声が聞こえてくる、そんな一年にしていきます。
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東京グラフィックスは「ヒューマンコミュニケーションを前面に押し出し幅広い情報提供に努める」ということを大切に活動してきました。いつでも隣には我が東グラ会員がいます。会員同士のコミュニケーション・ネットワーク・結束力が私たちの足元を明るく照らしてくれるでしょう。
今年もそれら東京グラフィックスの強みを最大限に発揮し、最高の一年にしていきましょう!
最後に会員・賛助会員の皆さま、業界関係者の皆さま、私たち会員のお取引先の皆さまのご健康とご隆盛を祈念いたしまして私の新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
以上