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Information

東京グラフィックス新会長・原田大輔ご挨拶

東京グラフィックス会長就任のごあいさつ

合力して全力疾走する!
~真の“グラフィックサービス業”への進化を~

公益社団法人東京グラフィックサービス工業会
会長 原田 大輔

 このほど2022年度定時総会において、公益社団法人東京グラフィックサービス工業会 会長を拝命いたしました。中小印刷・グラフィックサービス業界においては大変厳しい環境が続いていますが、全力を尽くして任務に当たってまいる所存です。会員・賛助会員の皆様のご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 コロナ禍により世間のライフスタイルは大きく変わりました。売上の大幅減少は多くの会員企業に大きなダメージと先行不安を与えました。しかしながら多くの企業は存続しています。なぜか? これは雇用調整助成金にはじまる多くの助成制度が採択され、また銀行は低金利でお金を貸し出すなどの支援があったからです。ただ、コロナ禍が終息に向かっているこれから先の方が不安だと言わざるをえません。世界は元に戻ることはありません。半ば強制的な変革期を迎えることになることになるでしょう。かつて江戸時代の終わり幕末には黒船来航、開国、それを引き金に富国強兵、殖産興業の推進があり世界に肩を並べました。先の大戦では焦土と化したこの国が経済で世界を席巻していたこともあります。
 これは日本人が好運の元にあったのではなく、多くの先達が汗を流し命がけで作り上げた成果です。印刷業界においても例外ではなく、先達は産業隆盛に向けて自社の為のみならず仲間の為に多くの時間を使い、たくさんの汗を流し、豊かな時代を作り上げました。

 いよいよ私たち現役世代の出番がやってまいりました。このコロナ禍を越えて再び日本は浮上できると私は信じています。それを実現する為に私たちにできることは、自身の産業である印刷産業を、名前だけでなく真の意味での“グラフィックサービス業”へと進化させ、新たな顧客の創造、雇用の創出により経済を回すことであると考えます。それぞれの企業では不可能と思われることでも会員が結集し、知恵を出し合い、共に実行することができれば市場を大きくすることも可能であると信じます。ぜひとも全ての会員の皆さまのお力をお借りしたいと切に思います。
 それら実現に向けてまずはこの一年、会員企業の体力回復、経営の安定につながるようなメリットを探し順次実行に移していく所存です。
 具体的には教育・技術委員会を中心に各種セミナーやビジネス・マッチングサロンの開催(オンライン含む)、総務委員会による情報提供や会員・賛助会員の交流事業、共済会によるイベントやレクリエーションの実施、会員データベースの運用による会員それぞれの強みを活かした仕事の交流強化、東グラ公認サークル活動の奨励、ジャグラ本部との連携強化、ジャグラ・コンパクトDXとも足並みを揃え人材不足解消と生産性向上につなげ、他団体とも連携、会員メリットに繋がると思われることは「まずはやってみよう!」の精神で進め、会員企業の皆さまにとってこの東グラがより必要な組織であることを実感していただけるよう理事一同努めてまいります。

 私たち東京グラフィックスは結集結束し、実行力をもって再び活気を取り戻します。
 私はそのことを想像することで前を向いて最初の一歩を進むことができます。大した能力の無い私ですから余力では何も実現できそうにありません。全力でいきます。
 非常時にも強い理事も揃っています。会員の皆さまにおかれましてもぜひ多くの取り組みにご参加いただき、東グラみんなで素晴らしい未来をつくりましょう。

 

東京グラフィックス会長退任のごあいさつ

さらなる邁進を楽しみに

前会長 清水 隆司

 5月25日をもちまして、1期2年の東京グラフィックス会長を退任いたしました。この間、会員・賛助会員の皆様には一言では表せないほどのご支援をいただき、また、事務局職員には多大なバックアップをしていただきましたことを深く感謝申し上げます。
 定時総会当日には、佐藤斉一賞として金一封、本会からは気分が明るくなる「ひまわり」の花束を頂戴しました。予期せぬことで、十分なお礼の言葉も述べられませんでした。花束を貰ったのは人生初めてのことで、ちょっと恥ずかしく帰りの駅に向かいましたが、急遽タクシーと奮発して帰りました。改めて皆様のお心遣いに感謝申し上げます。
 2年間を通し特別なことはできませんでした。新型コロナウイルス感染症により、生活スタイルも東グラ活動も様変わりしてしまいました。
 会員のみなさんへどのように情報を届けるか? また、事務局職員の働きやすい環境づくりを考え、進めてきたつもりです。
 東グラも今年で60周年(還暦)になります。恒例・慣例を見直し新たな試みにチャレンジして頂き、一方で決め事は維持・継続していって頂きたいという思いでおります。
 最後に、これからも会員サービスのために、知識・技術の向上と親睦による会員の交流を通じて、東京グラフィックスならではの「絆」を大切にし、さらなる邁進を楽しみにしております。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

東京グラフィックス
新会長に原田大輔氏((株)グッドクロス・城南)を選出

公益社団法人東京グラフィックサービス工業会は5月25日(水)16:00から千代田区一ツ橋の日本教育会館において2022年度定時総会を開催した。
役員改選では、新会長に原田大輔氏を選出した。新役員(理事・監事)は以下のとおり。

【東京グラフィックス新役員】
会長:原田大輔/(株)グッドクロス(城南)
副会長:中村盟/NS印刷製本(株)(新宿)
副会長・三多摩支部長:武川優/(株)緑陽社(三多摩)
副会長:鈴木將人/(株)東京技術協会(港)副会長
副会長:谷口美保/(株)アイト(文京)副会長
理事・財政担当/田中秀樹/(有)フジプリンター(城東)
理事・千代田支部長:金子貴博/(株)金精社(千代田)
理事・中央支部長:中田逸郎/(株)研美社(中央)
理事・港支部長:稲満信祐/(株)イナミツ印刷(港)
理事・新宿支部長:大塚宜輝/(株)東京商会(新宿)
理事・文京支部長:松谷勝広/(株)松谷メールサービス(文京)
理事・城東支部長:村井隆/(株)東京巧版社(城東)
理事・城西支部長:山下昭弘/(有)弘陽写真社(城西)
理事・城南支部長:谷村宣径/(有)オリオン印刷社(城南)
理事・山下英作/(株)旭洋社(文京)共済会幹事長
監事:落合信一/(有)プロテックス(城西)
監事:野田晃司/(株)ジェーピークリエイト(千代田)